2014年1月12日日曜日

2014年、京都の黒豆は人生観が変わるほど衝撃的なおいしさでした

あけましておめでとう、ございます!



今まで別のタイトルでBLOGを更新してきましたが、少し中身を変えたくなって別のタイトルのものを立ち上げることにしました。

その名も「むつみごはん」!!


ごはん的なものを中心に、「作ったり・食べたり・作ったり・買ったり・考えたり」していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします!

昨年は夏から年末までほとんどお休みらしい休みを取ることができなかったので、年明けはゆっくりすごさせていただいてます*少々休みすぎという声も聞こえてきそうですが…メーカー勤務なんで……w

というわけで最初の投稿は、年明けからものすごく感動した!! 黒豆のお話です。

黒豆は、黒い色が「厄をはらう」とか「豆に働く」という意味があると言われています。ぐーたらな私にはぴったり?なお料理。今年は昨年に引き続き黒豆を自力で作ってみました↓
おせち料理
年末年始の築地は文字通り「おせち戦士」たちの戦場なので、ちょっと早めの15日ごろに行って丹波の新黒豆「飛切」を買っておいたヤツで作りました。(「とびきり」って、漢字では「飛切」って書くんですね。初めて知りました……w)

★やっぱり高級豆は丹波産!!★

4時間ぐらいはがんばって煮て、そのときはまあ、それなりにおいしくできたと思っていました。

ところが!!

年明けに伊勢&京都に旅行に行って、京都の「阪川」さんと「祇園 末友」さんで食べた黒豆はまったくの別物だということを思い知らされました。

祇園 阪川の黒豆
黒豆は小指と親指で簡単に潰れるくらいまで煮た黒豆というのは、ほんとうに「神の食」的なうまさがあるのだと知りました!

なかなか言葉では表現するのは難しいのですが、豆が持つ独特の臭さのようなものがすっかり抜けて、おだやかな食感と奥深い甘みを感じることができます。

得も言われぬおいしさというのは、まさにこのためにあるような言葉だと思います!

祇園 末友の黒豆
黒豆作りは、美味しくできたと思ってからが勝負!
という教訓を得ましたw

それにしても、あらためて思うのは、お料理というのは手間をどこまでかけられるかにすべてかかっているということ。

お豆ひとつで、戦慄するほど感動できるなんて思ってもみませんでしたが、人生、発見と驚きには事欠かないのだと思い知りました。

今年も食べて、お料理して、いろいろチャレンジしていきたいと思います!

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