2014年8月9日土曜日

【食べログ★4.34】京都・祇園建仁寺近くの会席料理「前田」でディナーをいただく

京都では、祇園の建仁寺の近くにある会席料理「前田」で、ディナーしてみました。

こちらのお店は、写真撮影NGなんで、ご紹介するのも微妙……?とも思いましたが、まあ、自分のメモということで書いておきます。

というか、細かいところ、思い出せ何ですがw

前田

わたしはよく知らないのですが、こちらの大将は元木屋町櫻川の料理長さんだったそうです。

店内は全体的に真新しく、立派で、美しかったです。たぶん、最新のキッチンツールを取りそろえておられるはず。

お客さんの人数もそれほど多くなく、私が訪れたときは総勢6名。ゆっくり、静かに食事を楽しむことができました。


ええと。

最初に感想を包括してしまいたいと思います。

わたし個人としては、こちらのお店で提供されるお料理は、伝統と革新が混じったお料理が本質であると思いました。

なので、ちょっと新しい和食を食べたい、というときにはオススメですし、保守的で伝統的なお料理をいただきたいときには他のお店をオススメしたいと思います。

和え物などでの現代風センスは、ある意味抜群です。キャビアやアーモンドのせん切りを使うなど、食材にアクセントを加える手腕は秀でたものがあります。

その反面、鯛のお造りやアワビの刺身などシンプルなお料理のデキは、私としては凡庸に思えました。悪くはありませんが、もっとおいしいシンプルな食べ方が世の中にはある、と正直、思います。

お造りの厚さや、脂ののり具合、調味料とのマッチングなど、細かな部分の詰めが、イマイチあまいんだよなあ~というのが、私の意見です。

というわけで、革新はステキですし、古いモノも捨てがたい!! 感覚からすると、良くも悪くもミシュラン★1つなのかな、というのがぶっちゃけた感想でした。

まあ、それはともかく、お料理の好みは人それぞれなので、ぜひ、ご興味があれば遊びにいってみてください!

以下、わかる範囲で食べたメニューを記します↓


1品目:胡麻豆腐とじゅんさい

胡麻豆腐は固めで、クリーミーです。チーズが入っているのかな?とちょっと思うくらい。胡麻が凝縮しているのでしょう。じゅんさいはさわやかで、食感が楽しいです。

2品目:はもの焼き霜 すだちとキャビアを添え
焼いたはもの香ばしさと、キャビアの塩気のマッチングがおいしいお料理です。和食では使われない食材との出逢いがおもしろいです。

3品目:鮎の塩焼き
川を泳ぐような形でキレイに焼けて出てきました。8月に入ってすでに身がやや固くなりつつある、とのことでしたが、焼けた鮎は、ほわほわでした!

4品目:なす、おくら、白ずいきのごまだれ和え。アーモンドをトッピングして
オクラの粘りとごまだれが好相性。アーモンドのトッピングも楽しいです。ずいきは、関東ではなじみのない食材だと思いますが、こういうものが食べられるところが旅行の楽しいところですね!

5品目:かつおと冬瓜の吸い物
すっきりした出汁で、冬瓜をいただきます。冬瓜は夏野菜としては非常に淡泊で、出汁などとの相性がばっちりです。すっきり味の出汁との相性は抜群です。

6品目:鯛のお造り
鯛のお造りを、塩と醤油でいただきました。

7品目:とうもろこしの揚げもの
茹でた?とうもろこしを軸から外して裏ごしし、葛で練って、さらに油で揚げていただきます。
手がかかっている分、とうもろこし自身が持つ甘みが引き出されて、おいしいです。子どもから大人まで、だれでも好きな味です。

8品目:粉ふきいわし??と寒干くちこの炙り
くちこは焼いてありました。きれいに焼くと身がキレイにほぐれて食べやすい。お酒が進む一品です。

9品目:蒸しアワビと淡路産うに 肝醤油を添えて
無視アワビと塩分が若干強く、わかわかしい淡路産うにと合わせると、抜群のおいしさを発揮します。

10品目:万願寺とうがらしの柚子胡椒ととあなご(?)
自家製の万願寺とうがらしを使った柚子胡椒で、あなご?をいただきます。万願寺とうがらしを使った柚子胡椒は自家製なだけに非常にフレッシュで、夏っぽい。


11品目:毛ガニの酢の物? 蕎麦の実と木の芽添え
毛ガニの酢の物を、蕎麦の実の食感と木の芽の香りでいただきます。さわやかで、ちょっとおもしろい一品です。

↓以下、2合の日本酒でイマイチよく覚えてません……すみません。

12品目:マナガツオ、小ナス、小芋の炊きあわせ

13品目:ぎんなんと梅肉の飯蒸し

14品目:イチジクのコンポートとぶどうのシャーベット

15品目:白あんの水ようかん


★くちこのあぶりは、日本酒マジですすみます…!★

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